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U24日本 ジャマイカA代表に4発完勝!久保“4人股抜き”弾 上田も2戦連発で五輪へ猛アピール

[ 2021年6月12日 15:24 ]

国際親善試合   U24日本 4―0 ジャマイカA ( 2021年6月12日    豊田ス )

<U-24日本代表・ジャマイカ代表>前半、ゴールを決めた久保(左から2人目)は前田(左)遠藤航(同3人目)の祝福を受ける(撮影・小海途 良幹)
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 東京五輪世代の男子サッカーU―24日本代表は12日、豊田スタジアムでジャマイカA代表と対戦。MF久保建英(20=ヘタフェ)が2戦連発となる圧巻の“4人股抜き”先制弾を決めるなど4―0の勝利に貢献。途中出場のFW上田綺世(22=鹿島)も2戦連発となる追加点、MF三笘薫(24=川崎F)とMF相馬勇紀(24=名古屋)はともにアシストを決めるなど、五輪代表発表前最後の一戦でそれぞれアピールに成功した。

 試合は前半32分、久保が右サイドのスローインからパスを受けると、そのままドリブルで持ち上がり、ペナルティーエリア内右端で相手DFと対峙。ボールを左へ持ち出し、思い切り良く左足を振り抜くと、ボールは相手DF3人とGKの股の下を通りゴールイン。5日のU―24ガーナ戦に続く鮮やかな2試合連続ゴールで先制点を奪った。

 勢いに乗る日本は同42分、MF遠藤航が自らのインターセプトからゴール前に攻め上がり、MF田中碧のパスを受けペナルティーエリア手前から右足で狙いすましたコントロールシュート。きれいな弾道のボールがゴールネットへと吸い込まれ、OA枠として“加入後”初ゴールが生まれた。

 2―0とリードした日本は後半頭からFW上田、DF瀬古、GK鈴木を投入。するとFW上田が後半12分に追加点。MF三笘が相手の包囲網をかわし、センターサークル内からスルーパス。これに反応したFW上田が飛び出しきたGKを確認しながら華麗なループシュート。ボールは無人のゴールへと吸い込まれ、五輪代表入りをほぼ“当確”とするアピールに成功。

 同15分には、MF相馬がMF三笘に代わって投入。相馬は左サイドの“ライバル”に負けじと投入4分後に追加点をアシスト。久保からのボールを受けドリブルを仕掛け、ペナルティーエリア内左から落ち着いて中央にラストパス。これをMF堂安が決め、ダメ押し点。ジャマイカA代表相手に完勝した。

 ▼東京五輪男子サッカー メンバー登録枠は18人。年齢制限のないオーバーエイジ(OA)枠は3人まで招集可能で、今代表合宿ではDF吉田麻也、DF酒井宏樹、DF遠藤航が参加。この3人は本大会でも招集される見込み。さらにGK登録は2枠が濃厚のため、24歳以下のフィールドプレーヤーは残り15枠を争うサバイバルとなっている。

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