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U24代表のGK沖悠哉 代表生き残りへの思いを語る

[ 2021年6月10日 17:52 ]

<U-24日本代表練習>練習する沖(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 “四つ巴の戦い”を制す。東京五輪に臨むU―24日本代表GK沖悠哉(21=鹿島)がオンライン取材に応じ、2枠への生き残りへの思いを語った。

 GK陣はこのチームでの経験が最も豊富な大迫敬介(21=広島)を筆頭に、5日のガーナ戦に出場した谷晃生(20)、最終局面で飛び級で名乗りを挙げた鈴木彩艶(18=浦和)とポテンシャル豊富な選手がそろう。

 沖は高精度のキックとビルドアップの能力に定評がある。所属クラブの鹿島では元韓国代表GK権純泰クォン・スンテ)からポジションを奪い、急成長を遂げてきた。

 今合宿では、3日のA代表戦(●0―3)に0―2の後半から出場。一度は弾いたシュートを再びFW浅野に拾われてゴールを許したが、A代表を肌で感じたことで、未来に繋がる学びを得た。

 「(GKコーチの川口)能活さんや今のA代表の川島さんは、大事なところで止めている印象が凄くある。A代表の試合だったら、僕が失点した場面でも1回弾いて絶対に前に落としてセカンドを拾っていたと思う。僕がセカンドボールを後ろにそらしてしまうというのは、まだまだ何かが足りないと思えた」

 「そこを突き詰めていくという意味でも素晴らしい環境」という合宿は、この日を含めて残り3日間となった。12日のジャマイカ代表戦が最後のテストの場。「ピッチ外のところももちろん(横内)監督は見ているだろうし、自分の存在をしっかりアピールして、最後の試合にしっかり出られるように準備したい」と意気込む。

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2021年6月10日のニュース