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名古屋 C大阪DF木本獲りへ“本腰交渉” 課題のセンターバック強化

[ 2020年11月13日 05:31 ]

C大阪・木本(右)
Photo By スポニチ

 名古屋が来季の新戦力としてC大阪のDF木本恭生(27)の獲得に乗り出していることが12日、分かった。複数の関係者によると、既に完全移籍での獲得に向けて正式オファーを提示しているもよう。複数クラブが興味を示す中、名古屋が最も熱心で、水面下で交渉しているという。

 センターバックとボランチを高いレベルでこなす木本は、大卒5年目の27歳。今季は26試合中21試合に出場し、主力としての地位を築いている。年代別などの代表に選ばれたことはないが、A代表入りを狙える実力者で、対人などの守備力に加えてパスセンスや得点力も優れている。

 名古屋にとって、センターバックはかねてからの補強ポイントだった。今季はここまで丸山と中谷がフルタイム出場。2人に肩を並べる選手がおらず、層の薄さは否めなかっただけに、ボランチでも計算できる木本を獲得できれば大幅な戦力アップとなる。C大阪も全力で慰留に努めることが見込まれる中、今後の動向に注目が集まる。

 ◆木本 恭生(きもと・やすき) 1993年(平5)8月6日生まれ、静岡県富士市出身の27歳。静岡学園中、静岡学園高、福岡大を経て16年にC大阪へ加入。2年目の途中から定位置をつかみ、J1通算95試合出場2得点。1メートル83、73キロ。利き足は右。既婚。

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2020年11月13日のニュース