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Jリーグ公式戦、1クラブ最大40試合に 8月再開なら中2日超強行日程も

[ 2020年4月29日 05:30 ]

昨年8月のリーグ戦、神戸VS浦和で神戸の勝利に貢献する酒井。今季はルヴァン杯と合わせて公式戦40試合とする可能性が出てきた
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 Jリーグの今季公式戦開催は越年せず、まずはリーグ戦とルヴァン杯を合わせ1クラブ最大「40試合」とする方針で調整を進めていることが28日、分かった。新型コロナウイルス禍で公式戦中断中のJリーグはこの日、各クラブの運営、強化担当らとウェブ会議を実施し、今後の日程変更などが話し合われた。

 複数の関係者によれば、ルヴァン杯は全6試合に簡略化される見通し。4クラブ総当たりの1次リーグは3試合(既に1試合消化)に。決勝トーナメントは準々決勝からで準決勝、決勝まで全てが1回戦制となる。

 現在、リーグ戦(1試合消化済み)の再開は最短で6月13日を目指すが、関係者によれば準備期間は練習再開後「4週間」となる見込み。当初、クラブ側から6週間を要望する声もあったが、一方では少しでも早い再開を望む声も強く4週間で調整された。

 深刻なコロナ禍の現状を考慮し、Jリーグは既に6月の他にも7、8月の再開案も想定している。もっとも現実的とされる7月案でも試合数はさらに削減の可能性がある。8月案となれば、中2日での試合開催が連続する超強行日程をのみ込んででも試合消化を優先する方向。シーズン終了の「越年」は反対多数だったという。

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2020年4月29日のニュース