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関塚技術委員長、森保監督を評価「全体の方向性はしっかりとできてきている」

[ 2020年1月13日 22:25 ]

<日本代表練習>囲み取材に応じる関塚技術委員長(撮影・篠原岳夫)
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 シリア戦に1―2で敗戦し、4度目のU―23アジア選手権出場で史上初の1次リーグ敗退が決まってから一夜明けた13日、日本サッカー協会の関塚隆技術委員長(59)がバンコクで森保一監督(51)の進退問題に関して取材に応じた。

 シリア戦直後、日本協会の田嶋幸三会長(62)が進退問題について、「まず技術委員会で関塚技術委員長たちがどう考えるのかを聞いてから」と話したことを受け、取材陣の質問に答えた。

 森保監督の手腕については、「彼にここ(五輪世代)のところを兼任でやってきてもらいながら、選手の見極めから全体の方向性というところはしっかりとできてきていると思っています」とした。

 その上で「次にどういう風に向けていくかということは、現場を含めてしっかりと僕自身が話し合いを持ちながら、強化、あるいは技術委員会の方々としっかりともう1回その方向性を考えたい」と続けた。次回の技術委員会は1月中に予定されているという。

 勝てなかったが、シリア戦のシュート数は21―7、ポゼッション率でも70%と日本が支配していた事実も強調。「結果だけじゃなくて内容までを精査した中で、我々が今狙っている、あるいは歩んできた道というものを今後どういうふうに進めるべきかが大事」と語った。 

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