J1松本　初の“金J”10・18鹿島戦で開催　その前に大分撃破で勢いを!

プラネタリウムで「金J」をPRする永井
Photo By スポニチ

　J1松本のFW永井龍（28）が29日、松本市内のプラネタリウムで行われた「フライデーナイトJリーグ（10月18日鹿島戦）」の開催概要発表会に登場。31日の大分戦での得点を誓い、チームを勢いづかせる。鹿島戦の来場者1万7000人に配布される特別ベースボールシャツを身にまとい「これを着て応援してくれることで勝利できる。精一杯プレーしたい」と力を込めた。今回発表されたベースボールシャツは名峰・槍ヶ岳と夜空をイメージ。異例のプラネタリウムでの発表となった。

　永井が“松本の一等星”になる。松本では初開催となる「金J」をPRし「鹿島相手にどれだけできるか。スタメンで出ていたい」と意気込む。5月18日の敵地での試合は0―5と大敗。永井自身も途中出場にとどまった。チームはJ2自動降格圏の17位に沈むが、スタメン復帰した18日の名古屋戦で今季2得点目を挙げると23日の浦和戦でも決勝点をアシストするなど好調ぶりを見せつけた。それでも「決めるところで決められていない。弱さがある」と浦和戦の終盤で訪れた決定機を生かせなかったことを悔やみ「大分戦で改善できれば。自分にプレッシャーをかけたい」と前回対戦時に得点した相手からゴールを狙う。

　鹿島との試合まで1カ月半ある。残留争い真っ只中であることが予想される。一つでも順位を上げ残留へ前進したい。