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川崎F 7・19チェルシー戦で“Jリーグ代表”ユニ着用 コンセプトは「和」

[ 2019年6月5日 15:00 ]

川崎Fが着用する「大会限定オリジナルネーム&ナンバーユニホーム」(C)KAWASAKI FRONTALE
Photo By 提供写真

 Jリーグは5日、リーグ2連覇中の川崎Fと18~19年シーズンの欧州リーグを制したプレミアリーグの名門チェルシーが7月19日に日産スタジアムで対戦する「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ」で、川崎Fが「大会限定オリジナルネーム&ナンバーユニホーム」を着用することが決まったと発表した。

 「大会限定オリジナルネーム&ナンバーユニホーム」は、「和」をコンセプトにJリーグを代表して世界に挑戦することをネーム&ナンバーに表現。背中の背番号下に入る各選手の名前は、例えばMF中村憲剛の「KENGO」といった通常のアルファベットではなく、「中村 憲剛」といったようにフルネームで習字体の漢字でプリントされることになった。「大会限定オリジナルネーム&ナンバーユニホーム」は同大会限定で、6月6日の17時からJリーグオンラインストアにて販売される予定だ。

 史上2クラブ目となるリーグ3連覇を目指すリーグ川崎Fは、ACLこそ既に1次リーグこそ敗退となったが、リーグ戦ではここ10戦負けなし(8勝2分け)。2位にまで浮上するなど調子を上げている。海外クラブとは、15年7月7日にホームの等々力陸上競技場で日本代表MF香川真司が所属するドルトムントと対戦して以来。そのときも選手が欧州トップレベルのプレーを体感したことでその後の成長に繋げており、今回もチームにとっては重要な一戦となりそうだ。

 一方、世界屈指のビッグクラブとして知られるチェルシーは今季リーグ優勝こそ逃したが、決勝でアーセナルを破って2度目となる欧州リーグのタイトルを獲得。今季チームを率いたイタリア人のサッリ監督はユベントスの来季新指揮官就任が濃厚だが、後任にはクラブOBで元イングランド代表MFフランク・ランパード氏の就任が有力視されており、実現すればランパード監督の勇姿を日本でいち早く見られることになる。メンバーに関しても移籍市場も絡むため流動的だが、スター軍団には変わりはない。いずれにせよサッカーファンにとってはまさに見逃せない一戦となることは間違いなさそうだ。

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2019年6月5日のニュース