×

鳥栖 また得点奪えずリーグ戦7試合で1点…竹原社長 ファンも含めた“連帯責任”との見方示す

[ 2019年4月14日 22:49 ]

明治安田生命J1第7節   鳥栖0―1川崎F ( 2019年4月14日    駅スタ )

<鳥栖・川崎F>川崎Fに敗れ肩を落とすトーレス(右端)ら鳥栖イレブン(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 J1鳥栖は14日、ホームで川崎Fと対戦し、後半6分に相手FW知念慶(24)に許した先制ゴールが決勝点となり、リーグ戦連敗、ルヴァン杯を含め公式戦3連敗を喫した。

 またしてもゴールを奪えず、リーグ戦7試合で1得点と得点力不足は深刻だ。勝ち点を逃したチームはついに最下位に転落した。  激しい残留争いを繰り広げた昨季はリーグ最下位の29得点だった。大きな課題となった得点力不足解消のため、今季招いたのがスペイン人のルイス・カレーラス監督だった。だが、掲げるコンビネーションサッカーは機能せず、解消すべき課題は昨季より深刻度を増す危機的状況に陥っている。

 試合後、指揮官は雨の中かけつけた大勢のサポーターへ謝意を述べたあと「多くの勝ち点を失っているがこの先取り戻したい」と前向きなコメントを口にした。勝ち点を得るためには得点が絶対的に必要だが、「目の前にあるトレーニングを積んで、精度を高めていくのが大事」と繰り返し、得点力改善へ向けた具体的施策は語らなかった。

 また、クラブの竹原稔社長はこの日の結果を受け「残念」と肩を落とすも、監督解任については「監督を変えれば勝てるなら変えるが、そんなに簡単じゃない」と否定。「監督だけの責任じゃない。クラブ、選手、厳しい言い方をすればファンの責任でもある」。厳しい現状をファンも含めた“連帯責任”ともとれる見方を示した。

続きを表示

2019年4月14日のニュース