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川崎F・鬼木監督 3連覇&前人未到の4冠獲得を宣言

[ 2019年1月27日 17:38 ]

新体制発表を行った川崎F
Photo By スポニチ

 リーグ3連覇を目指す川崎Fは27日に川崎市高津区の洗足学園音楽大で新体制発表を行い、鬼木達監督(44)がJリーグ前人未踏の偉業へ果敢に挑むことを誓った。

 藁科社長、庄子GMに続いて挨拶に立った指揮官は、宮崎県綾町での1次合宿を終え「選手により高い意識が芽生えているのは一昨年、昨年にタイトルを穫ったから」と手応えを示しつつ「リーグ3連覇は自分たちだけしかないチャンス。(3連覇を)目指すというよりは、穫ります!」と鹿島に続いて史上2クラブ目となる3連覇を力強く宣言。さらに「リーグ、ACLのタイトルを同時に獲得したチーム、また4冠(リーグ、ACL、ルヴァン杯、天皇杯)を獲得したチームもまだないと聞いています。タイトルすべてを狙うためにはとにかく皆さんの力が必要です。タイトルを穫り続けましょう」とサポーターに熱く呼びかけた。

 その悲願の達成のために、今オフはブラジル人3選手ほか、C大阪から元日本代表MF山村ら大型補強を敢行。庄子GMは(1)得点力UP、(2)代表期間中も落ちない戦力層、(3)若手有望株の育成の3つのテーマをベースに新戦力を迎え入れたと説明した。

 目玉は12年ロンドン五輪の得点王で元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン。大トリで紹介を受けたダミアンは、「ダミアン」という名前の響きが中華レストランチェーンの「バーミヤン」と似ているということで、バーミヤンのシンボルマークでもある大きな桃から登場。川崎F関係者によれば、バーミヤンはこの日のために「ユニホームも使ってください!」と制服も快く貸し出してくれたという。

 会場に駆けつけたサポーターから大きな声援の受け自己紹介をした背番号9は「自分もロンドン五輪得点王などいろんな経歴を持ってここに来ました。一日でも早くフィットできるように戦っていきたいです」と、誓った。

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2019年1月27日のニュース