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川崎Fいきなり「多摩川クラシコ」開幕カードはホームでFC東京戦

[ 2019年1月11日 05:45 ]

昨年11月に行われた“多摩川クラシコ”の前半、競り合う川崎F・中村とFC東京・米本(右)(撮影・西海健太郎)
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 今季のJ1リーグの開幕カード(2月22〜24日)で、昨季王者の川崎FはホームでFC東京を迎え撃つことが10日までに分かった。J史上2度目の3連覇へ、いきなり「多摩川クラシコ」でスタート。この日、都内でイベントに参加したエースFWの小林悠(31)は、得点王のタイトルも狙うことを誓った。またC大阪は元日本代表MF山口蛍(28)が移籍した神戸との“因縁対決”が実現した。

 川崎Fは熱狂の多摩川クラシコで新シーズンのスタートを切ることが決まった。2月22〜24日に行われるJ1開幕全カードがこの日までに判明。昨年王者はホームの等々力で、ライバルのFC東京を下し、スタートダッシュを狙う。

 川崎Fは今オフ、3連覇はもちろん、ACL初制覇など「複数タイトル」を目標に掲げ積極補強を行った。12年ロンドン五輪得点王の元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンをはじめ、C大阪から元日本代表MF山村、広島からDF馬渡らの獲得に成功。昨年末の左眼窩(がんか)底骨折から完全復活を期す小林もこの日「これだけ戦力がそろってタイトルを獲れなかったら自分たちの責任」と自信をのぞかせた。

 一方、FC東京は長谷川監督が就任して2年目。昨季は前半戦こそ上位争いを演じたものの、終盤に失速して6位で終了。それだけに今季での挽回を期している。

 リーグ戦の多摩川クラシコは過去、川崎Fが14勝8分け10敗と勝ち越しているが、両者の意地と意地がぶつかる試合は激戦必至。いきなり開幕で実現する一戦はいつも以上に盛り上がりそうだ。「優勝するかしないかは、自分たち次第。主将として何でも言い合えるチームにしたい」と話す小林も、自身2度目の得点王へ向けて開幕戦ゴールは譲れない。

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2019年1月11日のニュース