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湘南、JFL今治からDF小野田獲得 異例の“3階級特進”

[ 2018年12月28日 05:30 ]

 湘南がJ1定着へ向けて、Jリーガーの経験がないJFLの選手を“補強”したことが27日、分かった。獲得したのはFC今治のDF小野田将人(22)で、湘南は今季、山根、坂、大野の3バックが奮闘してJ1残留を果たしたが、来季に向けてDFの補強を急いでいた。攻撃の起点になれる湘南流の選手としてリストアップされたのが小野田で、柳ケ浦高から15年にFC今治入り。高校時代はFWだったが、FC今治では1メートル80の長身を生かしてセンターバックに転向。守備の中心に成長した。

 JFLはJ3の下に位置し、いわば4部リーグに相当、小野田は“3階級特進”となる。14年のJ3開幕後、JFLの選手がJ1に移籍するのは異例で、しかも「いずれは戻ってFC今治の中心選手に」と、保有権をFC今治に残したままの期限付き移籍となった。

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2018年12月28日のニュース