×

“本田グラウンド”金沢で完成式典、ビデオメッセージで「非常にわくわく」

[ 2018年5月20日 19:59 ]

日本代表MF本田圭佑の事務所が約3億円を投じて完成した人工芝グラウンド「金沢大学 SOLTILO FIELD」
Photo By 提供写真

 日本代表MF本田圭佑(31=パチューカ)の事務所が金沢大、金沢市との産学官連携プロジェクトとして再整備した「金沢大学 SOLTILO FIELD」のオープニングセレモニーが20日、開催された。総工費約3億円を投じ、同大の屋外運動施設をフルコート2面、少年サッカー用コート1面の人工芝ピッチにリニューアル。石川・星稜高で3年間を過ごした第二の故郷へ「なんらかの形で恩返しをしたい」という本田の思いを込められている。同大の学生や関係者だけでなく、一般利用も可能。今年9月をメドにサッカー教室を立ち上げる予定という。

 本田は日本代表活動が間近に迫るためセレモニーに出席できなかったが、ビデオメッセージを通じ「金沢大学SOLTILO FIELDのオープン、おめでとうございます。本当にうれしい気持ちでいっぱいです。このフィールドは、金沢市、金沢大学のサポートのおかげで実現したフィールドです。誰でも利用できるフィールドなので、より多くの皆さんに使っていただきたいと思います。私自身もこのようなプロジェクトは初めてで非常にわくわくしています。私は星稜高校に育ててもらいましたが、今後はこのような活動を通して、ひとりでも多くの才能ある子どもを石川や金沢から輩出したいと思っています。たくさんこのフィールドを使って、能力向上に努めてください。私が金沢に帰った時には顔を出したいと思います。お会いできるのを楽しみにしています」とコメントした。

 パチューカでの全日程を終えた本田は19日までJ2東京Vの練習参加してコンディションを維持。この日はオフとなり、21日から始まる日本代表合宿に参加する。

続きを表示

2018年5月20日のニュース