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西城秀樹さんに白星を…川崎F 20日清水戦で喪章着用、動画で追悼へ

[ 2018年5月19日 19:59 ]

2011年7月、川崎F―福岡戦のハーフタイムに登場し、サポーターの歓声に応える西城秀樹さん
Photo By スポニチ

 川崎Fはあす20日に本拠地の等々力で行う清水戦で、17日に急性心不全のため63歳で亡くなった西城秀樹さんを悼み、試合前に黙祷を行い、選手はユニホームに喪章を付けてプレーすることを決めた。

 西城さんは川崎市に住んでいたことが縁となり、2004年7月の川崎市制80周年記念試合として行われたJ2「川崎F―横浜FC」戦のハーフタイムに登場。「YOUNG MAN」を熱唱して等々力のサポーターとともに「YMCA」ダンスで盛り上がり、それからは07年を除いてほぼ毎年、市制記念試合でハーフタイムショーを行ってきた。交流が深かっただけに、西城さんの訃報はクラブ内に大きな悲しみを与え、MF中村憲剛(37)も「感謝」との題で自身のブログを更新し「今の等々力の雰囲気をつくってくれた存在。いつもありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします」と記していた。

 試合当日には選手紹介VTR後に追悼動画を流すほか、フロンパークグッズの販売待機エリア付近に、西城さんに向けた横断幕へのメッセージ書き込みブース、さらには西城さんのこれまでの出演写真パネルを設置する。既に試合のチケットは完売。川崎Fイレブンは、西城さんに白星を届けるため感謝の気持ちを込めてプレーする。

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2018年5月19日のニュース