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浦和 C組首位!“Mr.ルヴァン杯”李、トドメ弾&マル弾演出

[ 2018年5月10日 05:30 ]

ルヴァン杯C組   浦和2―0名古屋 ( 2018年5月9日    埼玉 )

<浦和・名古屋>後半、2点目のゴールを決める浦和・李(中央)
Photo By 共同

 9日、各地で1次リーグ8戦が行われた。浦和は名古屋に2―0で快勝しC組単独首位に浮上。後半20分には16年大会MVP、FW李忠成(32)の今季初ゴールで試合を決めた。オリヴェイラ監督(67)就任5戦目にして初めて移行した得意の4バック布陣も機能した。J2から出場のB組の甲府は札幌に3―0で快勝しプレーオフ進出を決めた。

 ミスター“ルヴァン杯”の面目躍如だ。後半20分、李が阿部のスルーパスに反応、相手DFの裏に抜けだした。その時点で勝負あり。GKと1対1となり、落ち着いてとどめの2点目を決めた。「まだ李は死んでないところを見せたかった」。公式戦では昨年6月25日のリーグ鳥栖戦以来のゴールとなった。

 前半32分にはマルティノスが移籍後初ゴール。ニアサイドでつぶれ“演出”したのが李だった。「誰かがつぶれないと。ゴールが生まれて良かった」。昨季終盤は腰痛に苦しみ試合から遠ざかった。オフには「心を整えるすべ」として新たに座禅にも挑戦。心身両面を見直し、出番に備えてきた。

 大会名称がナビスコ杯からルヴァン杯に変わった16年大会で優勝し、MVPに輝いた。「1点取れたので次からはポンポン取れると思う。今回も僕の大会にしたい」。DF陣もオリヴェイラ監督就任後5戦目にして初めて4バックに移行しての快勝。今後に弾みがつきそうだ。

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