憲剛＆大久保アベック弾！川崎Ｆ５戦ぶり白星、王者復活の兆し

明治安田生命Ｊ１第９節   川崎Ｆ４－１鹿島 （ 2018年4月21日    等々力 ）

後半、ゴールを決め、エドゥアルド・ネット（右）や中村（左）と喜ぶ川崎Ｆ・大久保
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　川崎Ｆがライバル相手に、リーグ５戦ぶりの白星を挙げた。ＦＷ小林、ＭＦ大島の二本柱を欠く中、前半５分のオウンゴールを皮切りに中村、大久保らの得点で今季最多の４得点。失点直後の後半２０分、相手バックパスを奪って今季２点目を決めた中村は「失点直後だったので大きかった」と振り返った。

　悲願の初Ｖを飾った昨季は（１）球際、（２）ハードワーク、（３）攻守の切り替えを徹底。鬼木監督はこの試合に向け「気持ちの部分」と、原点回帰ともいえる戦う強い姿勢を再確認し、家長を筆頭に体現した。「ベースは戦うところ。迫力ある戦いをやれば勝ち点を積み上げられると思う」と中村。昨季王者が連覇へ向け、完全復活の兆しを見せた。