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浦和 オリヴェイラ氏の新監督就任を発表 鹿島で6冠の名将…25日柏戦から指揮

[ 2018年4月19日 14:01 ]

2011年10月、ナビスコ杯決勝で浦和を下して優勝し、自身6個目のタイトルに両手で「6」ポーズの鹿島・オリヴェイラ監督
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 J1浦和は19日、07〜09年に鹿島で3連覇を達成したオズワルド・オリヴェイラ氏(67)が新監督に就任すると発表した。25日の明治安田生命J1リーグ第10節・柏戦から指揮を執る。

 ブラジル出身のオリヴェイラ氏は07年に鹿島の監督に就任し、1年目にリーグと天皇杯の2冠を達成。07〜09年には史上初のリーグ3連覇を成し遂げると、10年は天皇杯、11年はナビスコ杯で優勝し、5季連続で計6個のタイトルを鹿島にもたらした。07〜09年はJリーグの最優秀監督賞を受賞。11年シーズン限りで退任した後は母国でボタフォゴ、パルメイラス、フラメンゴ、コリンチャンス、アトレチコ・ミネイロなどを率いた。

 クラブを通じて「浦和のファン・サポーターのみなさん、力強い応援に後押しされるこの素晴らしいチームの指揮をとる機会をいただき光栄に思います。高いモチベーションをもって結果をもとめ、みなさんと共に戦いたいと思います。私たちの努力とみなさんの応援の融合があることを信じています。がんばりましょう!」とコメントしている。

 浦和は今季、リーグ戦開幕5試合勝ちなしと低迷し、今月2日に昨季ACL制覇にも導いた堀孝史前監督(50)を解任。育成ダイレクターを務めていた大槻毅氏(45)が暫定的に指揮を執ることを発表し、その後はリーグ戦3連勝としていた。

 中村修三GMは「監督選定の基準は3点ありました。1点目は、タイトル獲得経験があること、2点目は、日本をよく知っていること、そして3点目は、これまで目指してきた強くて魅力あるチーム作りを行える人材であることです。さらにオリヴェイラ監督は情熱と厳しい規律を持って指導してくださる方ですから、大槻監督が立て直してくれたチームを、今後、さらに改善してくださる人物だと考えています」と期待した。

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2018年4月19日のニュース