×

FC東京 16年11月以来リーグ4連勝、室屋2得点絡んだ「気持ちよかった」

[ 2018年4月11日 23:11 ]

明治安田生命J1第7節   FC東京2―1鹿島 ( 2018年4月11日    味スタ )

<FC東京・鹿島>サポーターの前で勝利のパフォーマンスをするFC東京・室屋
Photo By スポニチ

 前節4位のFC東京は鹿島から2―1の逆転勝利を挙げ、16年11月以来のリーグ4連勝を飾った。元日本代表DF室屋成(24)が2得点に絡む活躍で、チームは来季のACL出場権の3位に浮上した。

 右サイドバックの室屋は1点を追う前半39分にDF2人を振り切ると、右クロスがDF植田に当たり、同点のオウンゴールを誘発。後半10分にはカウンターから右サイドを持ち上がり、最後は右足でニアサイドをぶち抜く決勝ゴールを挙げた。3年目で挙げたリーグ初得点で、強敵の鹿島からの逆転に成功。室屋は「気持ちよかったっス!」と笑顔を見せた。

 チームは今季から長谷川新監督を迎え、室屋はベンチに甘んじる時もあった。その時に指揮官から「もっともっと攻撃なことをしてほしい」と注文され、「めちゃめちゃ攻撃したろう!と思った」と吹っ切れた。この試合も上下動を繰り返し、攻守に奮闘。「健太さんに“戻れ”と言われたので。必死に戻らないと怒られる…」「健太さんに“やれ”って言われればやります。あおられるので」と指揮官から尻に火を付けられたことを苦笑いで明かした。

 中2日の連戦が続く中での室屋のハードワークに、指揮官は「無尽蔵な体力を持っているとあらためて感じた」と称賛。左サイドバックの小川も「右サイドにロケットがいたから、自分はバランスを取っていた」と冗談交じりに語っていた。

続きを表示

2018年4月11日のニュース