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ハリル監督解任で西野氏と心中 W杯開幕66日前の“賭け”

技術委員長として日本代表に寄り添ってきた西野氏(左)がハリル監督の後任に決定した
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 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)が9日、都内で会見を開き、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)の解任と、西野朗技術委員長(63)の監督就任を発表した。期間は6月14日開幕のW杯ロシア大会終了までで、推定報酬は3500万円プラス出来高。96年アトランタ五輪でブラジルを破る“マイアミの奇跡”を演出した指揮官に奇跡の再現を託した。12日に就任会見が行われる。

 文京区のJFAハウスで開かれた緊急会見に集まった報道陣は実に263人。スポンサーロゴのないバックボードを背に、田嶋会長が重い口を開いた。

 「4月7日付でハリルホジッチ監督との契約を解除しました。試合の勝った負けただけで更迭するわけではない。選手とのコミュニケーションや信頼関係が薄れていた。1%でも2%でもW杯で勝つ可能性を追い求めたい。W杯まで2カ月で、新しい監督は内部昇格しかない。西野氏を監督に決定しました」

 後手に回った感のある解任劇。時期的にも選択肢が日本人に限られる中で田嶋会長は腹をくくった。今月に入り名古屋で西野技術委員長と接触し監督就任を打診。6日に内諾を得ると即座に渡欧した。7日にパリ市内でハリルホジッチ監督に解任を通告。モワンヌ、ボヌベー、ルグシッチの外国人コーチ陣との契約も解除した。

 日本代表は昨年8月31日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦でW杯出場権を獲得後は低迷。欧州組を招集した試合は1勝2分け4敗に終わっていた。田嶋会長はアジア予選中から岡田武史氏(61)らに監督の去就について相談。続投と解任のリスクをてんびんにかけてきたが、3月のベルギー遠征で多くの選手の不満が表面化したこともあり、劇薬投入に踏み切った。

 わずかな準備期間で命運を託される西野氏は96年アトランタ五輪でブラジルを破る“マイアミの奇跡”を演出。G大阪などでJ1歴代最多270勝を誇り、G大阪では数々のタイトルを獲得した。この日、協会を通して「代表監督をサポートするポジションであり、このような状況になったことに責任を感じています。このタイミングでの監督交代は非常に難しいですが、現状を打破することが第一義だと判断し、日本代表の指揮を執ることにしました」とコメントした。

[ 2018年4月10日 05:30 ]

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