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“禁断移籍”斎藤学が古巣・横浜戦で197日ぶり出場 古巣サポ大ブーイング

[ 2018年4月8日 18:00 ]

明治安田生命J1第6節最終日   川崎F1―1横浜 ( 2018年4月8日    日産ス )

<横浜・川崎F>試合終了後、横浜イレブンと健闘を称えあった川崎F・斎藤
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 元日本代表MF斎藤学(28)が昨季まで所属した古巣・横浜戦(日産ス)で197日ぶりとなるリーグ戦出場を果たし、川崎Fデビューした。

 小学生から横浜のアカデミー(育成部門)育ち。昨季は横浜で主将を務めるとともにエースンナンバーの10番を背負ったが、昨年9月23日の甲府戦で右膝前十字じん帯損傷で全治8カ月という大怪我を負った。そして、まだリハビリ中だった今年1月、「より難しいところにチャレンジしたい」と出身地でもある川崎Fへ完全移籍。横浜サポーターは騒然となり、同じ神奈川県のライバルチームへの“禁断の移籍”と騒がれた。

 この日もベンチ前で途中出場に向けて斎藤が準備を始めると、横浜サポーターは一斉に大ブーイング。1―1で迎えた後半32分、阿部との交代で途中出場する際にも大ブーイングが注がれた。

 だが、川崎Fサポーターは斎藤の新背番号「37」のボードを掲げてバックアップ。後半36分に左サイドでボールを受けた斎藤も得意のドリブルでカットインするなど“らしさ”を見せ、ピッチを駆け回った。試合は1―1のまま終了。引き分けに終わった。

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2018年4月8日のニュース