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浦和今季初勝利 暫定指揮の大槻監督「選手は勝ちたいんですよ」

[ 2018年4月7日 18:31 ]

明治安田生命J1第6節第1日   浦和1―0仙台 ( 2018年4月7日    埼玉 )

<浦和・仙台>試合終了の瞬間、ガッツポーズする浦和・槙野(右から2人目)(左から2人目はナバウト、左から3人目は阿部)
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 17位低迷で監督交代に踏み切った浦和が、開幕6戦目にして待望の今季リーグ戦初勝利を挙げた。前半5分、興梠が仙台戦17戦17発となるキラーぶりをいかんなく発揮して先制ゴール。これが決勝点となった。

 浦和は昨季チームを10年ぶり2度目のアジア王者へと導いた堀孝史監督(50)を2日に解任。ユース監督兼育成ダイレクターから暫定的にトップチームの指揮を執ることになった大槻毅監督(45)は「選手に感謝したい。よく頑張った。よく走りました」と選手を労いつつ、笑顔はなし。

 短い準備期間で勝利という結果をつかんだ理由を問われると「選手は勝ちたいんですよ。だから、最後勝ちたいから、最後みんな疲れていたけど、あそこで頑張れる。相手も頑張ってるし、ちょっとの差で多分同点になったりしたもしたと思うんですけど、頑張って防いだ、走ったっていうのが良かったと思います」と厳しい表情を崩さないまま分析した。

 仙台はちょうど1年前の昨年4月7日、やはりホームでの対戦で7―0と大勝した相手。その時の指揮官はペトロヴィッチ監督(現札幌監督)だったが同年7月に解任され、今月には堀監督を解任した。チームが目まぐるしく変わる中、「前半は良かった。後半は当然押し込まれて仙台の良さがたくさん出た中で彼らが勝利へこう…なんていうかなぁ。その思いみたいなのをみんなで、11人だけじゃなくサブも含めて表現したこと、素晴らしいと思います」と大槻監督。中3日で戦う11日の次節・神戸戦(ノエスタ)へ向け、「回復して、また頑張らせたいと思います」と言い切った。

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