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ボルト氏 ドルトムントの練習に初参加 足下の技術アピール、頭でゴールも

[ 2018年3月23日 19:50 ]

ドルトムントの練習に初参加したボルト氏(AP)
Photo By AP

 陸上の男子100メートル、200メートルの世界記録保持者、ウサイン・ボルト氏(31=ジャマイカ)がプロサッカー選手への第一歩を記した。23日、MF香川が所属するドイツ1部ドルトムントの練習に初参加。ネットで生中継された公開練習には約25台のテレビカメラ、1000人超の地元ファンが集結するなど、大きな注目を集めた。

 約1時間のチーム練習をすべて消化し、パス練習では相手の股下を抜くなど、足下の技術をアピール。8対8のミニゲームではMFゲッツェの浮き球パスから頭でゴールを決めた。最後のPK練習で左足でネットを揺らすなど、才能の片鱗を示した。ただしミニゲームの後半には明らかに運動量が落ち、終了後にピッチに座り込むなど、体力には課題を残した。香川は左足首負傷のため、共演は実現しなかった。

 陸上界のスーパースターは昨年8月に現役を引退。今年1月に英紙で、ドルトムントでの練習に向けて「このテストで自分がサッカーでどれだけできるのか、はっきりするだろう」と意気込みを示していた。

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