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大島 先発濃厚 戦術融合へ“三度目の正直”だ 速い攻撃つくる

[ 2018年3月23日 05:30 ]

国際親善試合   日本―マリ ( 2018年3月23日    ベルギー・リエージュ )

<サッカー日本代表練習>ランニングする大島
Photo By スポニチ

 ダブルボランチの一角として先発が濃厚となったMF大島が、“三度目の正直”に挑む。非公開で行われた22日の公式練習では主力組でプレー。川崎F勢は本隊から1日遅れて20日の合流となったが、いきなりの戦術練習でハリルホジッチ監督の期待が表れる形となった。「フロンターレでも相手にブロックを敷かれる前に速く攻撃をするチャンスを自分自身も狙っていた。そこを出せれば」。縦に速い“ハリル流”の融合へ自信を見せた。

 過去に2度先発しながら、いずれもチャンスをフイにした。代表デビュー戦での抜てきとなった16年9月のW杯アジア最終予選UAE戦は、中盤でのボールロストとPKを与えて2失点に絡み、次戦でベンチ外という屈辱を味わった。ようやく代表復帰した昨年12月のE―1選手権でも第2戦の中国戦で前半途中に左太腿肉離れで交代し離脱となった。それでもハリルホジッチ監督からは「大島は追跡を始めた当初より、かなり発展している」と期待を寄せられている。「ロシアで国を懸けて本気の場で戦うところに出てみたい」。若き司令塔がW杯への道をこじ開ける。

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2018年3月23日のニュース