湘南　手応えドロー！名古屋猛攻しのいで勝ち点１

明治安田生命Ｊ１第３節   湘南０―０名古屋 （ 2018年3月11日    ＢＭＷス ）

＜湘南・名古屋＞後半、競り合う湘南・梅崎（左）
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　明治安田生命Ｊ１第３節の残り１試合が行われ、ホームの湘南が名古屋と０―０で引き分けた。昇格チーム同士の対決はともに開幕から負けなし。１勝２分けの湘南は７位。開幕からの連勝が２で止まった名古屋は４位となった。

　終盤の名古屋の猛攻をしのいで勝ち点１を手にした。２年ぶりのＪ１でここまで無敗。チョウ貴裁（キジェ）監督は「いっぱいいっぱいというより、もっとできるという感覚が９５％ぐらいある」と、進化したことを口にした。

　昨季まではハードワークと縦への速いカウンターが前面に出ていたが、今季は以前より。ボールを保持して攻める時間が長くなった。開幕戦で長崎に勝つと、昨季の日本一・川崎Ｆと、大型補強をした名古屋に２試合連続のドロー。「スタイルを変えたというより大人になった」と指揮官は言う。今季リーグ戦初先発の高山も「２年前なら前半はいい試合をしても後半やられたが、今はやられたと感じることはない。勝ち点０と１は違う」と手応えを口にした。進化した湘南がＪ１に新しい風を吹き込みそうだ。