新監督６チーム明暗クッキリ　広島　開幕３連勝で暫定首位　Ｇ大阪は３連敗

＜鹿島・広島＞サポーターと喜びあう広島・城福監督（中央）とイレブン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　明治安田生命Ｊ１リーグは１０日、各地で第３節第１日の８試合が行われ、今季新監督を迎えた６チームが開幕３試合で明暗を分ける結果となった。

　かつてＦＣ東京や甲府などを率いた城福浩監督（５６）が就任した昨季１５位の広島は１―０で鹿島を破り、３連勝で暫定首位。その広島を昨季途中から率いたヤン・ヨンソン監督（５７）が新たに就任した清水は３―１で札幌に逆転勝ちを収めて開幕から３戦負けなしの２連勝で暫定３位に浮上した。

　だが、かつてＣ大阪で香川らを育てたレヴィー・クルピ監督（６５）を招へいしたＧ大阪は０―２で昨季王者の川崎Ｆに敗れて１８チームで唯一の開幕３連敗を喫し、ついに最下位へ転落。そのＧ大阪を昨季まで５年間に渡って指揮した長谷川健太監督（５２）が就任したＦＣ東京は０―２で磐田に敗れて３戦勝ちなしの２連敗で１７位に順位を下げ、前オーストラリア代表監督のアンジェ・ポステコグルー監督（５２）が就任した横浜は１―２で鳥栖に敗れ、こちらも３戦勝ちなしの２連敗で１６位に沈んだ。

　昨季途中まで６シーズンに渡って浦和を率いたミハイロ・ペトロヴィッチ監督（６０）が就任した札幌は清水に敗れたことで今季初勝利はならず１５位。その他の試合では、仙台―神戸戦、長崎―浦和戦、柏―Ｃ大阪戦がすべて１―１で引き分けた。Ｊ１第３節の残り１試合は１１日に行われ、昨季Ｊ２で前節首位に立った名古屋は同じく昨季Ｊ２の湘南とアウェーで対戦する。