神戸　ポドルスキ　２得点も満足感なし「もっと修正が必要　勝ち点１では足りない」

ルヴァン杯Ｄ組第１節   神戸２―２長崎 （ 2018年3月7日    ノエスタ ）

　自らの今季初ゴールを含む２得点で引き分けに持ち込んでも、神戸の元ドイツ代表ＦＷポドルスキには一切、満足感はなかった。今季のルヴァン杯１次リーグ初戦となったホーム長崎戦。開始早々の前半３分にＦＫの流れから先制を許すと、同４４分には相手ＭＦ名倉のファインゴールでリードを広げられた。

　背番号１０の主将が意地を見せたのが後半。６分、直接ＦＫを左足でゴール右上に沈めると、同１７分には約３０メートルのロングシュートを突き刺した。その後もＦＷウェリントンらにスルーパスを通して攻撃陣をけん引したが、直近のリーグ戦から先発全員を入れ替えていた長崎相手に勝ち越すには至らなかった。

　これで今季公式戦は３戦未勝利。いずれも開始早々に失点していることから「前回と同じような展開になってしまった。もっと修正が必要。勝ち点１では足りない」とポドルスキ。「カップ戦もリーグ戦もどちらも大事な試合。次は勝ち点３を取れるよう修正していく」と中２日で迎えるリーグ仙台戦（ユアスタ）を見据えた。