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元J2徳島選手も悲痛 昨季エース渡「今更ながら申し訳なく」昇格逃した一戦悔やむ

[ 2018年2月22日 14:55 ]

 俳優の大杉漣さんが急性心不全のため21日に66歳で急死した。大のサッカー好きで、自身も最近までプレー。徳島県小松島市出身ということもあって、前身の大塚製薬時代からJ2徳島ヴォルティスを応援する熱心なサポーターとしても知られた。

 そのため、現役Jリーガーからも悲しみの声が相次ぎ、昨季までJ2徳島でプレーし、今季からJ1広島に完全移籍したFW渡大生(24)は自身のツイッターで「最後に観戦した試合が去年の最終戦であるなら今更ながらとても悔やみ申し訳なく思います」とツイート。最終戦を5位で迎えながら東京Vとの直接対決に1―2で敗れて7位に転落し、四国初のJ1昇格を決めた2013年以来2度目のJ1昇格プレーオフ(PO)出場を逃した一戦を悔やんだ。

 また、同じく昨季までJ2徳島でプレーし、今季からJ2山口に所属するFW大崎淳矢(26)は「徳島在籍時、忙しい仕事の合間をぬってスタジアムに足を運んでいただき声援を送ってくださった熱狂的サポーターの大杉漣さん。ただただショックです。ご冥福をお祈り申し上げます」とツイッターで大杉さんを追悼した。

 また、大杉さんと同じ徳島県出身で、G大阪時代の11年に日本代表のアジア杯予備登録メンバーに選出されたこともあるFW平井将生(30=J3北九州)は「何年か前Jリーグアウォーズでお話させていただきました。同じ徳島出身でサッカーが凄く好きで同じ徳島出身としてとても身近に感じていました。大杉さんがテレビで活躍されているのをいつも嬉しく見ていました。ホンマに悲しい。ご冥福をお祈りいたします」と故人を偲んだ。

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2018年2月22日のニュース