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C大阪、耐えてドロー!ホームで勝ち点1 首位キープ

[ 2018年2月22日 05:30 ]

アジアCL・1次リーグG組   C大阪0-0広州恒大 ( 2018年2月21日    ヤンマー )

後半、懸命に競り合うC大阪・MF高木
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 G組のC大阪は広州恒大(中国)とホームで対戦し、0―0で引き分けた。序盤の劣勢を耐え、終盤にチャンスを迎えながらも、今季ホーム初戦はスコアレスドロー。1勝1分けの勝ち点4とした。

 セレッソは及第点の勝ち点1だ。劣勢を強いられた前半を耐えしのぎ、後半43分にはそろって途中出場となったFW柿谷と日本代表FW杉本が絡みチャンスを迎える。ゴールは奪えなかったものの、グループ最大のライバルといえる広州恒大とスコアレスドロー。今季ホーム初戦を終えた尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督は前を向いた。

 「(引き分けを)もちろん、悪く捉えようと思えばそうできるが、この結果を良いように捉えて、これから先につなげていきたい」

 過密日程を強いられる今季。指揮官はACL仕様のローテーションを初めて試した。14日の済州戦で先発起用した柿谷と杉本をベンチに置き、MF山村と元韓国代表FWヤン・ドンヒョンの2トップを送り出した。負傷離脱した日本代表MF清武の代役にはFW高木を移籍後初先発で起用した。

 攻撃時に呼吸が合わない場面は何度も見られた。「まだチームメートの長所や短所を把握し切れていない。早く慣れていかないといけない」とヤン・ドンヒョン。ただ、積極性を示した高木のように明るい要素もあり、多くの選手が機能するようになれば、リーグとACLを並行して勝ち抜いていける陣容となる。「これから先、選手が良いコンディションでやってくれれば、結果は付いてくると思う」と指揮官は続けた。

 マテイ・ヨニッチと山下のセンターバックを中心とした守備陣の奮起もあった。2試合を終え1勝1分けでグループ首位をキープ。良い流れのまま、今度はリーグ開幕戦となる横浜戦(25日、ヤンマー)に中3日で臨む。

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