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【J1キーマン・鳥栖】MF高橋秀人 戦術眼光る30歳元日本代表

[ 2018年2月18日 11:30 ]

 経験豊富な元日本代表MFの高橋秀人(30)が鳥栖を初優勝に導く。1月中旬から23日間の沖縄キャンプでは、徹底した走り込みで体を鍛え抜き「元々走れる選手が多い。みんな走れるなという感じはあります」と語る。

 10年にFC東京へ入団。攻守のバランス感覚、戦術眼を武器に、12年には日本代表候補合宿に初招集され、国際Aマッチのアゼルバイジャン戦でデビュー。14、15年の2年間は現在は鳥栖の監督であるフィッカデンティ監督の下でプレーした。「求めてくること、強調してくることは知っている。ピッチの中で表現したい」と話す。

 J2京都からDF高橋祐治も加わり、高橋姓は義希と合わせて3人になった。「祐治と義希さんと僕で活躍して、知名度、認知度を上げたい。鳥栖の街を盛り上げられたらと思います」と意気込む。

 23日の開幕戦は、昨季まで在籍した神戸との古巣対決だ。中盤での先発が期待され「運命じみたものを感じる。一年を通しての成績が大事なので、そのために開幕戦から勝ちたい」と誓った。 (杉浦 友樹)

 ◆高橋 秀人(たかはし・ひでと)1987年(昭62)10月17日、群馬県伊勢崎市生まれの30歳。東京学芸大3年時の08年、特別指定選手としてFC東京の練習に参加。10年にFC東京へ入団。17年に神戸へ完全移籍し、今季から鳥栖に完全移籍で加入した。1メートル84、75キロ。背番号36。利き足は右。

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2018年2月19日のニュース