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【J1キーマン・湘南】DF大野和成 強く激しく“チョウスタイル

[ 2018年2月17日 10:30 ]

湘南のDF大野和成
Photo By スポニチ

 新潟から5年ぶりに復帰、左センターバックとして守備のまとめ役の期待がかかるのが大野和成(28)だ。

 「みんなの特徴などはだいぶ分かってきた。あとは開幕へ向けて精度を高めるだけで、順調にきている」。新潟から出場機会を求めて12年から2年間湘南に期限付き移籍、J1昇格を経験した。そのときの指揮官がチョウ貴裁(キジェ)監督。新潟に戻り、昨季は主将も務めたが、湘南のラブコールに再移籍を決めた。

 「新潟に戻った後も気にかけてもらっていた。J2に落とした責任もあり、いろいろと考えた。新潟に残るつもりだったが、話を聞いて曹さんの下でやろうと思った」

 ハードワークするサッカーは大野にはぴったり。「スピードには自信があるし、動けるうちに」と、今年に懸ける決意も固い。年齢的にも中堅で、副主将にもなった。「体を張ったり、得点機を阻止すれば流れが変わる」と、いぶし銀の守備を見せるつもりだ。チョウ貴裁(キジェ)監督も「代表に選ばれるような選手になってほしいと思っている」と期待、J1定着の鍵となるはずだ。 (大西 純一)

 ◆大野 和成(おおの・かずなり)1989年(平元)8月4日生まれ、新潟県上越市出身の28歳。新潟ユースから08年にトップ昇格、11年8月にJ2愛媛、12年にJ2湘南に期限付き移籍し、14年に新潟に復帰。今季から湘南に完全移籍した。U―17、18、19、20、21日本代表。1メートル80、75キロ。利き足は左。J1通算130試合4得点。

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2018年2月17日のニュース