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ラモス瑠偉氏 ビーチサッカー日本代表監督に再就任「帰ってきたぞ」 日の丸への熱い思い熱弁

[ 2018年2月14日 17:22 ]

会見」に出席したビーチサッカー日本代表監督に就任したラモス瑠偉氏
Photo By スポニチ

 19年W杯を目指すビーチサッカー日本代表監督に就任したラモス瑠偉氏(61)が14日、都内で同じくコーチに就任した牧野真二氏(41)らとともに会見を行った。

 ラモス氏はビーチサッカー日本代表の初代監督で、過去に4度のW杯を指揮した。05年大会では4強に導いた実績を持つ。「帰った来たぞ!」と笑顔を見せ、「アジアを勝ち抜くのは難しい。むちゃくちゃレベルが上がっている。若い選手を育てて、アジアの予選を勝ち、どこかでまたベスト4狙いに行きます。ベスト8までいったら、決勝に行く自信があります。精一杯100%、120%の力で頑張る」と力を込めた。

 16年12月に脳梗塞で倒れたが、懸命のリハビリで復帰。体調面については「悪かったらここにいない。医者がびっくりするぐらい、順調。飛行機も乗っているし、問題はまったくない。おかげさまで全然大丈夫です」と回復をアピール。正式なオファーは「10月か11月頃」だったといい、「何かの形でもう一回、ビーチサッカー盛り上げるために、日の丸付けて監督やりたいという思いがあった。W杯出るためだけに監督になったわけじゃない。日本サッカー界のために何かの役に立ちたいという思いで受けた」と話した。

 今の代表には「粘り、ファイティングスピットが足りない」と苦言。「日の丸の重みは、ビーチサッカーだろうか、フットサルだろうが、野球だろうが、変わらない。すごい名誉なこと。もうちょっとプライドを持ってやってほしい」と日の丸を背負うことの重みについて熱弁した。日本では、ビーチサッカーをやる環境があまりないという現実もあるが、「強いところは毎日やっている。欧州も近いからリーグに参加したりもしている。ちゃんとしたリーグを作るとか、環境を整えていかないと」とプレー環境の整備も訴えた。

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2018年2月14日のニュース