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柏、逆転負けでACL黒星発進 前半2点リードも後半まさかの3失点

[ 2018年2月13日 21:22 ]

ACL1次リーグE組   柏2―3全北 ( 2018年2月13日    韓国・全州 )

前半、先制ゴールを決める柏・ハモンロペス(右)
Photo By 共同

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は13日に各地で1次リーグが開幕し、E組の柏はアウェーで16年のアジア王者・全北(韓国)と対戦。前半にFWハモン・ロペスとMF江坂のゴールで2点のリードを奪ったが、後半に猛攻を防げず3失点。まさかの逆転負けで初戦を落とした。

 先制点が生まれたのは前半10分。DF中山が左サイドのスペースへロングボールを送ると、これにハモン・ロペスが反応。相手GKが飛び出しているのを見て左足でシュートを放つと、ボールは無人のゴールへと吸い込まれた。

 同27分にはFWクリスティアーノとの連携で左サイドを崩したハモン・ロペスが右足シュート。GKが弾いたところを、中央にいた江坂が押し込んで追加点を挙げた。今季J2大宮から加入した江坂は、これがうれしい移籍後初ゴールとなった。

 前半は昨年12月の日韓戦(E―1選手権)で2得点を挙げた韓国代表の長身FWキム・シンウクを完ぺきに封じるなど、機能していた守備陣。しかし、後半10分に右CKを途中出場のFWイ・ドングッに合わせられ1点差に迫られると、同30分にゴール前の混戦からDFキム・ジンスにボレーで決められ同点に。すると、同39分にまたもイ・ドングッ。エリア左から技ありのシュートを決められて逆転を許した。

 2得点を挙げて試合を支配した前半から、悪夢のような後半の3失点。まさかの逆転負けで初戦は黒星スタートとなった。

 ▼柏・下平隆宏監督 全北でアウェー感を味わった。次はホームでしっかりと勝ちたい。

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