ヘント久保が今季７点目　迷い吹っ切り、リズム取り戻す

ベルギーリーグ・第２６節   ヘント３―０シントトロイデン （ 2018年2月10日 ）

前半、先制ゴールを決め祝福されるヘントＦＷの久保（左）
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　ヘントのＦＷ久保裕也（２４）が今季７得点目を含む２ゴールに絡む活躍を見せた。前半１１分に自身のヘディングから生まれたゴール前のこぼれ球に反応。右サイドからペナルティーエリア内に走り込み、右足で左隅に蹴り込んだ。

　昨年１２月９日のコルトレイク戦以来の一撃で勢いに乗ると、後半１１分には右サイドをドリブルで持ち上がり左でフリーだった味方にパスを通して２点目を演出。「得点できてとてもうれしい」と目尻を下げた。

　右ＭＦに入り、２０試合連続で先発出場。本来はＦＷながら中盤での出番が増え、精彩を欠く試合が続いていた。この日はゴールに近い位置でのプレーを心掛け、何度もチャンスメーク。迷いを吹っ切り、長い距離を走ってボールを受けることで、リズムを取り戻した。

　６月１４日開幕のＷ杯ロシア大会を控える重要な年。待望の１８年初ゴールが生まれ「得点したければ深い位置でプレーしないといけない。精神的な部分が変わってきた」と手応えを口にした。