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本田、3戦ぶり5号 W杯イヤー絶好調!4戦2得点3アシスト

[ 2018年1月29日 05:30 ]

メキシコリーグ・後期第4節   パチューカ2―3ティグレス ( 2018年1月27日 )

<パチューカ・ティグレス>後半35分、ゴールを決め祝福される本田(中央)
Photo By 共同

 メキシコ1部パチューカのMF本田圭佑(31)は27日、アウェーでのティグレス戦に先発出場。1―2の後半35分、右からのクロスに左足を合わせ3試合ぶりとなる今季5得点目のゴールを決めた。W杯イヤーの18年に入り、2得点3アシストと出場4試合の全てで得点に絡む活躍となった。試合は2―3で敗れた。

 また本田の左足だ。1―2で迎えた後半35分だった。右からのグラウンダーのクロスに素早く反応。体を半分開き、左足でうまく合わせた。相手GKの足元を抜く、鮮やかな一撃。W杯イヤーの18年に入り、出場した4試合全てで得点に絡み、2得点3アシストをマーク。勢いは止まらない。

 この日は右インサイドハーフでフル出場。序盤から決定的なパスは出せず、苦しい展開が続いた。本田の得点でパチューカが一時同点に追いつくも後半39分に勝ち越され、2―3で敗れた。本田は取材ゾーンに姿を見せたものの、表情は硬く報道陣の問い掛けに応じることはなかった。

 それでも、アロンソ監督は本田について、「素晴らしい試合をしたとは思いません。ただ得点は決めてくれた。私が好きなところは、良い時も悪い時も普通の時も(本田は)常に積極的でチームに協力的な部分」と称賛し、信頼を口にした。地元紙も「本田がスパーク!この一撃でスタジアムは静寂に包まれた」と、敵地に与えたインパクトの大きさを伝えた。

 昨年末、一時帰国した本田は言った。「“出来過ぎな年でしたね”と言えるような年にしたい。そんなことを言った記憶がないんですけどね」。同9月以降、日本代表から遠ざかっているが、サッカー人生の集大成と位置づける「W杯ロシア大会」を忘れたことは一瞬たりともない。もう一度、ハリルホジッチ監督を振り向かせるまで左足を振り続ける。

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2018年1月29日のニュース