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なぜ…”怪物”平山が電撃引退 昨年末に契約更新「勝利に貢献したい」

[ 2018年1月26日 15:50 ]

2006〜16年はFC東京でプレーした平山相太
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 元日本代表FW平山相太(32)が26日、昨季から所属するJ1仙台を通じて現役を引退することを電撃発表した。

 平山は1メートル90の長身を武器に、国見高時代から全国高校サッカー選手権で活躍。筑波大を経て2005年8月にオランダ1部ヘラクレスへ加入し、06年9月にFC東京入りした。11年間プレーしたFC東京を離れ、昨季から仙台へ完全移籍したばかり。だが、昨年2月25日のリーグ開幕戦でベンチ入りも出場なく、その後はメンバー外で、同年3月11日には左くるぶし付近の腱の脱臼で手術を受けて全治3カ月と発表され、そのまま公式戦出場なくシーズンを終えていた。

 それでも昨年12月28日にはクラブから「平山相太選手契約更新のお知らせ」のリリースが出され、平山はクラブを通じて「今シーズンはけがで苦しみ、悔しい1年でした。来シーズンは悔しさを原動力に、ゴールを決めてチームの勝利に貢献したいです。応援よろしくお願いいたします」とコメントし、復活に意欲を見せていた。それからわずか1カ月足らず。今季開幕まで約1カ月という異例のタイミングでの引退発表となった。

 平山のリーグ戦通算成績はJ1が168試合33得点、J2が1試合0得点、オランダ1部が32試合8得点。年代別の日本代表としても活躍し、03年、05年と2度の世界ユース選手権(現U―20W杯)や04年アテネ五輪に出場。10年にはA代表にも選出され、国際Aマッチ4試合3得点の数字を残している。

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2018年1月26日のニュース