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”怪物”平山相太が電撃引退「度重なるけがのため引退を決断いたしました」

[ 2018年1月26日 15:18 ]

2006〜16年はFC東京でプレーした平山相太
Photo By スポニチ

 J1仙台は26日、元日本代表FW平山相太(32)が昨季限りで現役を引退すると発表した。

 福岡県出身の平山は国見高時代に出場した全国高校選手権で1メートル90の長身を武器に活躍し、筑波大を経て2005年にヘラクレス(オランダ)入り。06年にFC東京入りし、昨季から仙台でプレーしていた。リーグ戦の通算成績はJ1が168試合33得点、J2が1試合0得点、オランダ1部が32試合8得点。年代別の日本代表としても活躍し、03年、05年と2度の世界ユース選手権(現U―20W杯)や04年アテネ五輪に出場。10年にはA代表にも選出された。

 平山はクラブを通じて「度重なるけがのため、現役から退き、引退することを決断いたしました」と引退を報告。

 「まず、開幕前の大事な時期にクラブに迷惑を掛けてしまうことを申し訳なく思っています。また、決断を尊重してくれたことに感謝しています。1年という短い期間でしたが、監督、スタッフ、選手、ベガルタ仙台に関わる全てのみなさまから親切にしていただき、クラブの一員だと実感できました。そして、もっともっと強く成長していくクラブだと確信しており、ファン、サポーターのみなさまにはこれからも応援していただき、温かく見守ってほしいと思います」と仙台の関係者に感謝を述べると、「11年間在籍しましたFC東京には、自分の家のような感覚を持っています。喜び、楽しさ、悔しさ、悲しみ、たくさんの思い出があります。多くの方々との出会いも宝物です」とメッセージを送り、「13年間たくさんのご声援、本当にありがとうございました」と結んだ。

 平山は昨シーズン、FC東京から仙台に完全移籍で加入。昨年2月25日のリーグ開幕戦はベンチ入りしたが出場なく、その後はメンバー外。同年3月11日には左くるぶし付近の腱の脱臼で手術を受け、全治3カ月と発表され、そのまま公式戦出場なくシーズンを終えていた。

 日本代表としては国際Aマッチ4試合に出場し、3得点をマークしている。

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2018年1月26日のニュース