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C大阪、バンコクにサッカースクール開校へ Jクラブ異例の取り組み

[ 2018年1月20日 08:15 ]

 グローバル化を推し進めるC大阪が、タイの首都バンコクにサッカースクールを開校することが19日、分かった。海外に常設のスクールを置くのはクラブ史上初めての試みで、Jクラブ全体を見ても異例の取り組み。現地に日本人指導者を派遣し、4月にも本格的に始まる見込みだ。

 C大阪は12年にタイ1部バンコク・グラスFCとパートナーシップを締結。以前から結びつきは強く、トップパートナーのヤンマー社はバンコク・グラスFCのアカデミーをサポートしてきた。現在はトップチームが開幕に向けてバンコク郊外で1次キャンプを実施中。サッカーに対する注目度の高いタイと深い関係を築き、今回、スクールを開校するまでに至った。

 「現地でうまい子どもがいれば、将来的には日本へ呼ぶこともあるかもしれない」と関係者は語る。今季はACLにも出場するC大阪。アジアの頂点を目指す一方で、クラブとしての裾野も拡大していく。

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2018年1月20日のニュース