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藤谷“足”生かす!50m5秒9、両親大阪ガス所属の陸上一家

[ 2018年1月18日 05:30 ]

U―23アジア選手権・準々決勝   日本―ウズベキスタン ( 2018年1月19日    江陰 )

ウズベキスタン戦に向け、ミニゲームで汗を流す藤谷(右)
Photo By スポニチ

 陸上一家のサラブレッドが、連覇に向かって爆走する。U―23アジア選手権の1次リーグ1位突破を決めたU―21日本代表は17日、準々決勝ウズベキスタン戦(19日)に向けて調整した。右ウイングバックで出場が期待されるのは、1次リーグ初戦と第2戦でフル出場した藤谷壮(20=神戸)だ。

 父・智之さんは三段跳び、母・美保子さんは短距離で、ともに実業団の大阪ガスで活躍したアスリート一家。幼少のころは走り方を教えてもらうのを嫌がったというが、中高生の時に「足が流れている」と指摘されたことを機に「ちょっとでも改善しようと思って」父に走り方を習った。50メートルのタイムは5秒9。足腰の強さもスピードも両親譲りで「DNAに感謝しています」と笑う。森保監督からも「縦に仕掛ける部分はどんどん出していっていいよ」と指示を受ける20歳は、昨季神戸でリーグ16試合に出場するなど経験値も十分。右サイドのスプリンターがまずは準決勝への壁を蹴破る。

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2018年1月18日のニュース