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斎藤学、川崎F移籍 横浜で主将&10番&リハビリ中も「挑戦と捉えて」

[ 2018年1月12日 16:06 ]

横浜の元日本代表MF斎藤学
Photo By スポニチ

 昨季J1王者の川崎Fは12日、同じくJ1の横浜から元日本代表MF斎藤学(27)が完全移籍で加入することを正式発表した。

 斎藤は神奈川県川崎市出身。小学校時代から横浜のアカデミー(育成部門)で育ち、横浜ユース時代の2008年に2種登録選手としてJリーグデビュー。翌09年に正式にトップチームへ昇格した。

 11年にJ2愛媛へ期限付き移籍し、J2リーグ戦36試合14得点と活躍してブレーク。12年から横浜に復帰していた。J1リーグ戦の通算成績は201試合32得点。昨季からエースナンバーの10番を背負い、主将にも就任。昨年9月には右膝前十字じん帯損傷で全治8カ月の大怪我を負い現在もリハビリ中だが、移籍の道を選んだ。

 斎藤は川崎Fを通じ、「まずはしっかりと怪我をなおし、最高のプレーができるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」とコメント。

 横浜を通じては、「8歳から育ててもらい、愛媛FCでの1年を除き18年間お世話になったF・マリノスを離れる決断をしました。昨年、キャプテン、10番と責任をもらいながらも、不甲斐ないプレーや満足のいく結果を残せない僕に、たくさんの声援を送っていただいたこと。9月の大怪我の際も、本当にたくさんの声、手紙、千羽鶴、ビックユニフォーム。本当に本当に勇気付けられ、辛いリハビリも日々続けてこれました。この移籍は、その恩を仇で返してしまうことになってしまいました」と複雑な思いのにじむコメントを発表。

 「僕はこの移籍を挑戦と捉えてます。より難しいところにチャレンジしたいという想いが、今まで育ててもらったクラブでもない、キャプテンでもない、また一から自分を作っていきたいという想いが、F・マリノスを離れるという決断を後押ししました」と移籍決断に至った経緯を説明し、「これから先もずっとF・マリノスのユニフォームを着てチームメイトと共に闘いキャプテンとしてプレーしていたことは、僕の誇りです」としている。

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2018年1月12日のニュース