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長崎総科大付 安藤欠き0―3完敗…小嶺監督「選手層が薄い」

[ 2018年1月6日 05:30 ]

第96回全国高校サッカー選手権大会準々決勝   長崎総合科学大付0―3流通経大柏 ( 2018年1月5日    浦和駒場 )

流通経済大柏に敗れ、チームメートの労をねぎらう長崎総科大附・安藤(右)
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 完敗が確定する笛がピッチに鳴り響き、長崎総合科学大付イレブンは放心状態のまま、勝者との握手に応じた。引き揚げたロッカールームで最後のミーティングを終えた小嶺監督は「敗因は力不足。全てがうちの負けパターンだね。選手層が薄い」と潔く負けを認めた。

 C大阪加入が内定している絶対的エース安藤が累積警告で出場停止。そこで指揮官が講じた苦肉の策も通じなかった。5バックに変更し、攻撃中も常に3人を守備に残したが、集中力が切れた後半に隙を突かれて5枚の壁は崩れた。センターバックの田中主将は「何度か5バックはやったことはある。でも、つながりを欠いた。安藤には“ごめん。プロで活躍しろ”と言った」とうつむいた。

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