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ジンクス、データで予想するW杯優勝チーム 残るはペレの呪いだが…

[ 2018年1月5日 10:40 ]

ジンクス、データで選ぶとスペイン代表がW杯優勝?(AP)
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 2018年はサッカーのワールドカップイヤー。6月14日に開幕するロシア大会について、過去のジンクス、データという切り口で、優勝チームを予想してみたい。

 過去20大会で優勝チームはすべて、監督が自国出身。つまり「外国人監督」が率いるチームが優勝したことは一度もない。この条件でボスニア・ヘルツェゴビナ出身のハリルホジッチ監督率いる日本、FIFAランク5位のベルギーなど12チームが脱落する。

 有名なジンクスが“バロンドールの呪い”。これまでW杯前年にバロンドール(世界最優秀選手)を獲得した選手がいる国は優勝したことがない。昨年の受賞者はC・ロナウド(Rマドリード)ということで、FIFAランク3位のポルトガルが脱落。

 98年大会からW杯のプレ大会として1年前に行われるコンフェデ杯で優勝したチームは、これまで本大会で優勝したことがない。よって昨年のコンフェデ杯を制したFIFAランク1位の“大本命”ドイツは脱落し、連覇はできない。

 今回は舞台が欧州。欧州開催では過去10大会のうち、9大会で欧州勢が優勝している。1958年スウェーデン大会でブラジルが優勝しているためジンクスとはいえないが、過去のデータ的に欧州勢有利ということでFIFAランク2位ブラジルと同4位アルゼンチンが脱落。以上の条件で生き残ったFIFAランク最上位の6位スペインが優勝。この予想が当たるかどうかは、半年後のお楽しみということで。

 残るジンクスは“ペレの呪い”。これまで伝説の元ブラジル代表FWがW杯で優勝を予想したチームは、ことごとく敗退。前回大会も自国開催で優勝を予想したブラジルは4位に終わった。今後は“サッカーの神様”の発言に大きな注目が集まることになるかもしれない。(大久保 尚文)

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2018年1月5日のニュース