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“ミスターガンバ”松波氏 G大阪復帰 育成部門責任者就任へ

[ 2017年12月21日 06:45 ]

松波正信氏
Photo By スポニチ

 G大阪のOBで“ミスターガンバ”こと松波正信氏(43)が来季、6年ぶりに古巣に復帰することが20日、明らかになった。「アカデミーダイレクター」として育成部門を統括する責任者に就任することが濃厚。年明けにも正式発表となる。

 現役時代、G大阪一筋だった松波氏は06年から4年間、G大阪ユースで指導。元日本代表FW宇佐美貴史(デュッセルドルフ)やMF大森晃太郎(神戸)らを育てた。成績不振により解任されたセホーン監督の後釜として12年途中からトップチームの監督に昇格も、J2降格の責任を取って同年限りで退任。J3鳥取の監督を経て、16年からはライバルであるC大阪のU―18コーチを務めている。

 クラブは来季、5年間の長谷川体制からクルピ体制に移行する。2年連続無冠からの脱却を図るべく、組閣改革に着手。日本代表MF井手口や同MF倉田ら優秀な選手を輩出してきた名門を、より盤石にすべくレジェンドに白羽の矢を立てた。

 ◆松波 正信(まつなみ・まさのぶ)1974年11月21日、岐阜県岐阜市生まれの43歳。帝京高を卒業後、93年にG大阪入団。05年に現役引退し06年からG大阪ユースコーチ。12年途中にG大阪トップチーム監督に就任。1メートル80、76キロ。

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2017年12月21日のニュース