×

カカー 引退を表明 今後は「監督やスポーツディレクターなど新しい役割に向けて準備したい」

[ 2017年12月18日 16:40 ]

カカー
Photo By AP

 元ブラジル代表のMFカカー(35)が現役引退を表明した。17日、母国のグロボTVで「今がプロ選手としてのキャリアを終える時だという結論に達した」と語った。3年間プレーした米MLSオーランドを10月に退団した際は去就について明言を避けたが「落ち着いて考え、決断を下す時間が必要だった」と説明した。

 カカーはブラジル代表として92試合に出場し、29得点をマーク。W杯は、優勝した02年日韓大会、06年ドイツ大会、10年南アフリカ大会と3度出場した。サンパウロ(ブラジル)、ACミラン(イタリア)、レアル・マドリード(スペイン)と各国の名門で活躍。2006〜07年にACミランの欧州チャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献し、2007年にバロンドール(世界最優秀選手賞)とFIFA年間最優秀選手賞をダブル受賞した。以降、バロンドールとFIFA年間最優秀選手賞はメッシ(バルセロナ)とC・ロナウド(Rマドリード)が独占している。

 今後については「監督やスポーツディレクターなど、別の形でクラブに関わりたい。新しい役割に向けて準備をしたい」と今後もプロサッカーに携わる考えを示した。

続きを表示

2017年12月18日のニュース