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Cロナ 決勝FK弾!記録ずくめ世界一でレアルが初の5冠達成

[ 2017年12月18日 05:30 ]

クラブW杯決勝   レアル・マドリード1-0グレミオ ( 2017年12月16日    アブダビ )

クラブW杯連覇を達成し喜ぶレアル・マドリードイレブン(AP)
Photo By AP

 欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)が南米代表のグレミオ(ブラジル)を1―0で下し、大会初の2連覇でバルセロナ(スペイン)と並ぶ最多の3度目の優勝を果たした。後半8分にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(32)が直接FKで決勝ゴール。大会通算7得点で最多記録を更新。自身4度目の優勝も最多と記録ずくめの大会となった。

 C・ロナウドが白い巨人を大会初の連覇に導いた。決勝ゴールは自身がファウルを受けて獲得した後半8分のFK。仁王立ちから4歩の助走で右足を振り抜くと、低く鋭いシュートは相手の壁4人の中央をすり抜けて左隅に突き刺さった。

 「新たなタイトル獲得に貢献できて満足している。この大会は勝ちたかった。Rマドリードが1年間で5つのタイトルを獲るのは初めてだからね」。17年に欧州CL、国内リーグ、スペインスーパー杯、欧州スーパー杯、そしてクラブW杯を制覇。クラブ初となる5冠達成に胸を張った。

 「私は史上最高の選手」。7日にメッシ(バルセロナ)に並ぶ最多5度目のバロンドール(世界最優秀選手)を獲得した後、語った言葉を結果で証明した。準決勝でメッシらを抜いた大会の通算得点記録を7に更新。自身4度目の大会制覇も同僚MFクロースと並んで最多記録となった。「バロンドールで言った通り。自分で説明するよりも、数字はウソをつかないし雄弁に語ってくれる」と自身の新たな記録を誇った。

 記録とともに家族がモチベーションとなっている。今年6月に双子の誕生を発表(母親は未公表)。先月には恋人ジョージナ・ロドリゲスさんとの間に第4子が誕生した。優勝決定直後のピッチでキスをした7歳の長男クリスティアーノJr君とは、自宅の庭で一緒にサッカーを練習。ジュニアは自身の試合で父そっくりのポーズから直接FKを決めるまでに成長した。先月のバロンドール受賞後「7つのバロンドールと7人の子供が欲しいね」とタイトルと家族をさらに増やしていくことを宣言している。

 今夏には退団騒動があったが、試合後の会見ではRマドリードで現役生活を終えたいか問われ「もし可能なら、そうしたい」と“生涯レアル”を宣言した。次の試合は23日のバルセロナ戦。宿敵メッシと直接対決となるクラシコは、世界一の選手であることを示す絶好の舞台となる。

 【大会表彰】▽ゴールデンボール(大会MVP) モドリッチ=Rマドリード、▽シルバーボール C・ロナウド=Rマドリード、▽ブロンズボール ウレタビスカヤ=パチューカ、▽フェアプレー賞 Rマドリード

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