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ハリル監督、韓国戦完敗に「日本より強いことは試合前から分かっていた」

[ 2017年12月16日 21:44 ]

E―1選手権   日本1―4韓国 ( 2017年12月16日    味スタ )

<日本・韓国>前半、韓国に3点目を決められ、表情がさえないハリルホジッチ監督
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 引き分け以上で2大会ぶり優勝が決まるはずが、宿命のライバルにホームで4失点惨敗。韓国に大会連覇を許した日本代表のハリルホジッチ監督の表情はさえなかった。

 FIFAランキングは日本の55位に対し、韓国は59位。にも関わらず「このチームが日本より強いことは試合前から分かっていた」とし、「韓国とのレベルに差があった」「韓国は勝利に値する」「韓国の方が格上だった」と相手を称賛する言葉で試合を振り返った。

 前半3分に伊東が得たPKを小林が決めて幸先よく先制。だが、そこから前半だけで3点を失った。セカンドボールをことごとく相手に奪われ、奪ってもすぐ奪い返されるの繰り返し。選手だけで流れが変えられない中、指揮官は後半21分にようやく最初の交代カードを切ったが、代表デビュー戦となった三竿(鹿島)は直後の同24分に自らのハンドで右FKを与え、これをヨム・ギフンに決められて屈辱の4点目を失った。

 「ここでしっかり結果を残すことを望んでいたが、1点目を決めた後でプレーを止めてしまった。なぜそうなったのか分かりません」と振り返ったハリルホジッチ監督。「相手がその状況をうまく利用して2得点決めたところでこちらのバランスが壊れてしまった。韓国の方が格上だったと思います」と言い切った。

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2017年12月16日のニュース