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パチューカ、決勝進出ならず 本田120分フル出場奮闘も南米王者に惜敗

[ 2017年12月13日 04:31 ]

クラブW杯

前半、相手と競り合う本田(中)
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 サッカーのクラブ世界一を決めるクラブワールドカップ(W杯)は12日、アラブ首長国連邦・アルアインで準決勝が行われ、FW本田圭佑が所属する北中米カリブ海代表のパチューカ(メキシコ)は南米王者のグレミオ(ブラジル)に延長戦の末、0―1で敗れた。中盤の位置で先発出場した本田は計120分間フル出場し、攻撃の中核を担い続けたがチームを決勝に導くことはできなかった。

 試合序盤から両チームが球際で激しい攻防を展開。互いに攻守の切り替えが早く、得点こそ生まれないものの見ごたえのある試合となった。守備陣が奮闘し、0―0のまま90分間が終了。パチューカにとっては準々決勝に続く2試合連続の延長戦突入となった。

 均衡が破れたのは延長前半5分。グレミオFWエベルトンがエリア内に進入し、ゴール左から右足で狙いすましたシュート。グレミオに待望の先制点がもたらされた。

 追いつきたいパチューカだったが、グレミオの守備網を最後まで打ち破れず。格上の南米王者相手に善戦したが準決勝敗退となり、16日に行われる3位決定戦へ回ることになった。

 右膝に痛みを抱えながらも強行出場した本田は、チーム初シュートを放つなど攻撃陣をけん引。前半終了間際には味方とのコンビネーションから抜け出して決定機を迎えたが、シュートは惜しくも相手DFに阻まれて得点ならず。計120分間フル出場し奮闘したが、勝利を手にすることはできなかった。

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2017年12月12日のニュース