×

U20森保ジャパン、惜敗発進 神谷ミドル同点弾も競り負ける

[ 2017年12月10日 05:30 ]

M―150杯1次リーグA組第1戦   U―20日本1-2U―23タイ ( 2017年12月9日    タイ・ブリラム )

前半、指示を出す森保監督
Photo By 共同

 森保ジャパンの初陣は黒星発進となった。20年東京五輪世代のU―20日本代表は9日、M―150杯(タイ・ブリラム)の1次リーグA組第1戦で、U―23タイ代表に1―2で敗れた。第2戦は11日に行われ、U―23北朝鮮代表と対戦する。

 5月のU―20W杯メンバーは1人も入らず、代表経験の浅い選手にチャンスが与えられた今大会。0―1の後半に主将マークを巻いたMF神谷が意地を見せた。「自分はW杯の直前で落とされているから、(今回は)凄く気持ちが入っている」という神谷はペナルティーエリア手前中央から左足ミドル弾を突き刺し、一時は同点に追いついた。

 森保監督は広島時代に見慣れたスーツ姿ではなく、ポロシャツで指示を送った。キックオフ時での布陣は3―6―1だったが、1―2の後半30分すぎからは練習で試さなかった4―4―2に変更。「全員攻撃、全員守備で組織的に戦うこと」をベースに置きながら、交代枠6枠を全て使いきったが、初陣を飾ることはできなかった。

 ▼U―20日本代表森保監督 負けたことは非常に残念。準備期間が短い中でも選手たちが新しい戦術にトライしてやり続けてくれたことは良かったし、次につながる。

続きを表示

この記事のフォト

2017年12月10日のニュース