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パチューカ延長制して世界4強!本田、強烈シュートも無得点

[ 2017年12月10日 05:30 ]

FIFAクラブW杯・準々決勝   パチューカ1-0ウィダード・カサブランカ ( 2017年12月9日    アブダビ )

延長後半、チームメートのゴールを喜ぶ本田(左)
Photo By スポニチ

 クラブW杯準々決勝が9日、行われ、北中米カリブ海王者のパチューカ(メキシコ)が延長戦の末、1―0でアフリカ王者のウィダード・カサブランカ(モロッコ)を下した。MF本田圭佑(31)はトップ下で先発し“クラブW杯デビュー”。後半4分には強烈なシュートを放つも得点には絡めなかった。12日(日本時間13日未明)の準決勝で南米王者のグレミオ(ブラジル)と対戦する。

 本田の左足がうなりを上げた。0―0で迎えた後半4分。相手GKのクリアミスを拾うとワントラップ後に強振。わずかにゴール右にそれたが、場内を沸かせた。試合前には「世界でベストなトーナメントの一つ。個人的にもいい時間が過ごせると考えている」と話していた。その後も攻撃の起点として機能した。

 大きな野望とともにアブダビの地に乗り込んできた。今夏に加入した本田だが、既にパチューカ側から受けた契約延長オファーを保留。来年6月のW杯ロシア大会を見据え、今冬の移籍市場で再び欧州復帰を画策しているという。世界中の注目が集まるクラブW杯は、絶好のアピール舞台と考えていた。

 後半24分に数的優位に立つも90分でも決着がつかず。延長前半15分には本田が得意のFKでゴールを狙うが、コースが甘くGKにキャッチされた。しかし延長後半7分にMFグスマンが決めて接戦を制した。次戦は12日、本田が南米王者に挑む。

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2017年12月10日のニュース