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浦和 MF山田直輝が4年ぶり復帰「辛いです。わがままなのは分かっています」

[ 2017年12月7日 11:19 ]

湘南では3シーズンにわたってプレーしたMF山田直輝
Photo By スポニチ

 浦和は7日、湘南へ期限付き移籍していた元日本代表MF山田直輝(27)が来季から復帰すると発表した。

 浦和の下部組織出身の山田は08年にトップチームに昇格。18歳だった09年には国際Aマッチデビューを果たしたが、度重なるけがに泣かされて安定した結果を出せず、15年から湘南へ期限付き移籍した。今季はJ2リーグ戦39試合に出場して5得点を挙げ、J1昇格に貢献した。

 山田は両クラブを通じてコメントを発表。湘南を通じては「この度、浦和レッドダイヤモンズに復帰することになりました。まずは3年間、本当にありがとうございました。湘南ベルマーレの一員として戦わさせていただいたことに深く感謝しています。この3年間は僕にとってかけがえのない時間でした。そんな時間を過ごした仲間、サポーターとの別れは、僕が決断したことではありますが本当に辛いです。それでも、湘南で成長した新しい自分でもう一度浦和でチャレンジしたい、湘南スタイルで輝きたい。わがままなのは分かっています。でも行きたいんです、行ってきます。最後になりますが、嬉しい時も、楽しい時も、苦しい時も、辛い時も共に過ごせた皆さんとの時間は僕の宝物です。こんな僕を応援してくださり、本当にありがとうございました」と感謝の言葉をつづった。

 浦和を通じては「4年ぶりに浦和レッズでサッカーができることが本当にうれしく、またワクワクしています。この3年間で一度、浦和への復帰を諦めそうになったこともありました。ですが、僕にまたこのチャンスを与えてくれた浦和レッズ、湘南ベルマーレのみなさんには本当に感謝しています。昔の山田直輝ではなく、成長した山田直輝を埼スタで見せることが恩返しだと思っています。浦和レッズに帰って来たことがどういうことなのか、僕なりに整理はできています。勝つために帰って来ました。リーグ制覇を目指してまた共に戦ってください。よろしくお願いします」とメッセージを送った。

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2017年12月7日のニュース