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金崎1トップ先発濃厚 “みそぎ”済ませいきなりチャンス

ゲーム形式の練習でパスを出す金崎
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 E―1選手権(旧東アジア杯)に臨む国内組の日本代表が5日、都内で合宿2日目の練習を消化した。戦術練習ではFW金崎夢生(28=鹿島)が主力組の1トップに入った。昨年8月にクラブで問題行動を起こし、代表を追放されたストライカーが“みそぎ”を済ませ、いきなりチャンスを与えられる可能性が高まった。日本代表は9日に北朝鮮との初戦を迎える。

 いるはずの場所に、帰ってきた。紅白戦で金崎が主力組に入った。1本目は4―3―3の1トップに、2本目は4―4―2の右FWに。ハリルホジッチ監督の「ムウ、ムウ!」という熱い声が響く。代表を離れて1年6カ月。北朝鮮戦での先発が見えてきた。

 「チームとして大会でいい結果を残せるようにみんなで頑張りたい。このチームで結果を出したい」

 ゴールを取りたい――とは言わない。必ず「チームで勝ちたい」と言い、ゴールへの意欲を問われれば「貢献したい」と言う。昨年8月、途中交代に不満を表し、石井前監督の握手を拒否するなどして以来、代表から遠ざかった。異端児のイメージがついたが、内実は違う。愚直にサッカーと向き合い、チームに貢献してきた。

 鹿島では毎朝ほとんど一番乗り。体幹トレーニングなどを行い、グラウンドに出る。オフの日以外、お酒はほとんど口にしない。今季は鹿島で最多の12得点を挙げた。たまに全体練習に出ず、自らの調整に専念する日もある。「ムウくんはやることやってるから、誰も何も言えないよ」。チームメートの言葉には、親しみと尊敬がこもる。

 W杯を初めて意識したのは13歳の時、02年日韓大会。最近は「第三者、一サポーターかな」という目線にもなっていた。そんな折、代表に返り咲いた。「これからの目標に、W杯は間違いなくある。目の前の一試合一試合に向かっていった、間違いなくその先にある。目の前の試合を自分なりに一生懸命やる。それしかないよね。それをやるだけかな」。まずは北朝鮮戦。ゴールが、願い続けた舞台への号砲になる。

[ 2017年12月6日 05:30 ]

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