×

初タイトルの川崎F“らしく”喜び爆発 シャーレの代わりに風呂桶掲げる

[ 2017年12月2日 16:28 ]

明治安田生命J1リーグ最終節   川崎F5―0大宮 ( 2017年12月2日    等々力 )

<川崎F・大宮>Jリーグ優勝を果たし、風呂桶を掲げて喜びを爆発させる小林悠(中央) ら川崎Fイレブン
Photo By スポニチ

 明治安田生命J1リーグは2日、最終節の9試合が行われ、川崎Fはホーム等々力で大宮に5―0で快勝。磐田と0―0の引き分けに終わった鹿島と勝ち点72で並び、得失点差では上回って、J1リーグ初優勝、クラブ初の主要タイトルを獲得した。

 前節首位の鹿島と勝ち点2差で最終節を迎えた川崎Fは開始直後の前半1分、FW小林のドリブル突破からMF阿部が左足でミドルシュートを決めて先制。前半ロスタイムにはMF家長のクロスに飛び込んだ小林がヘディングシュートを決めて2―0とリードを広げた。

 後半15分には再び家長のクロスに小林が右足で合わせて3点目。同36分には車屋が倒されて得たPKを小林がきっちり決めてハットトリックを達成し、終了間際には長谷川が左足で5点目を決めてダメを押し、5―0で完勝した。

 試合後はホームに詰めかけたサポーターの前で優勝セレモニーが行われたが、優勝シャーレは鹿島が試合を行ったヤマハスタジアムにあるため、川崎Fにはシャーレの写真がプリントされたパネルが授与された。パネルを掲げて喜んでいた選手たちだったが、その後スタッフがシャーレの絵が底に入った風呂桶を選手に配布。クラブが川崎浴場組合連合会と実施してきた川崎市内の銭湯の利用促進キャンペーン「いっしょにおフロんた〜れ」にちなんだもので、選手たちは“らしく”風呂桶を掲げて喜びを爆発させた。

続きを表示

この記事のフォト

2017年12月2日のニュース